校長室

ご挨拶

綾川町立綾上中学校
校長 遠藤 克己

 綾川町立綾上中学校は、昭和37年4月1日に、枌所・山田・羽床上の3中学校が統合し、現在の緑ヶ丘に綾川町立綾上中学校として創設されました。

 香川県で最長の河川である「綾川」が南東から北西に流れており、その良水に恵まれたこの地は古くから米どころとして知られています。2015年6月には、大正天皇ご即位の大嘗祭の主基斎田で100周年を記念して、「お田植祭り」が開催されました。(毎年6月には、主基斎田の米作りの伝統を伝えていくため、当時を再現したお田植まつりが行われています。)

 本校は、「かがわ花の国づくりコンクール学校部門最優秀賞」(平成16年)、「香川県よい歯の学校県1位」(平成16年)、「緑化コンクール学校関係緑化部門優秀賞」(平成17年)、文部科学省「全国学校給食優良賞」(平成27年)などの受賞歴があり、校訓の「自主・友愛・勤勉」のもと、保護者や地域の方々と連携しながら生徒の健全育成に努めてまいりました。また、平成20年度から「弁当の日」を実施しており、食を通して生命の尊さや大切さを感じ取らせるだけでなく、家族や自分を支えてくださっている方々への感謝の心を培っています。

 予測が困難な時代において、今の中学生には日々の変化している社会に対応できる力、生涯にわたり学び続ける力を育むことが必要だといわれています。学校教育目標「明るい未来を創造する 心豊かでたくましい生徒の育成」の実現に向け、「よい習慣」を核とした自立した人間として生き抜く力を身に付けさせるために、教職員一同、情熱と愛情をもって教育活動に取り組んでまいります。また、保護者やご家族、地域のみなさまとの連携・協力・協働の輪づくりを推進し、地域社会に信頼される学校づくりを推進してまいります。

 「かるい笑顔、さしい心、んがえ抜く力、んな仲良く学ぶ学校」をめざしつつ、統合時の円滑な接続ができるよう、一人一人の視点を大切にした人間づくりと人間力の育成等に努めてまいりますので、ご理解・ご協力をよろしくお願いします。

学校経営方針